コロンビア大学のSIPA (School of International and Public Affairs)で、2023年秋学期に履修したコースの第四弾(最後)です。
今回は英語のWritingをひたすら練習するコースです。私はIELTSが7.5 点(L7.5, R8.0, W6.5, S7.0)だったのですが、Writingが6.5点と低かったので、SIPAへの入学要件としてこのコースを履修しなければなりませんでした。このコースはSIPAを特徴づけるものでもなんでもないので、第一〜三弾と比較して簡潔に説明します。
基本情報
- コース名:English for International and Public Affairs
- 単位数:3
- 分類(※1):Elective(※2)
- 講師:Carolyn Dunn
- 評価方法:Class participation (10%), Short Written Assignments (15%), Midterm Exam (15%), Final Exam (15%), Literature review (15%), Explanatory essay (15%), Argumentative essay (15%)
(※1)SIPAのカリキュラムについてはこちらの記事をご覧ください。
(※2)SIPAのコースで卒業要件の54単位には算定されますが、MPA Core Curriculum, Policy Concentration, Specializationのいずれにも該当しません。
コース内容
授業料を追加で$60支払わなければなりませんでしたが、今期の履修したコースで最も実用的で役に立ちました。ほぼ毎回の授業前に長めの記事(全てアメリカの民主主義の後退に関わるもの)を読まされるので、負担はとても重かったですが、日本では中々習得するのが難しいWritingの基礎を叩き込まれる有難いコースでした。また、講師のCarolynが気さくな人で発言しやすい空気なのもよかったです。
4〜5つの論文をエビデンスに自分の主張を展開するLiterature Review、4〜5つの論文から引用したデータ等を活用して客観的に説明するExplanatory Essay、4〜5つの論文をエビデンスに、意見が割れるトピックについて自分の主張を展開するArgumentative Essayが重い課題でした。
おわりに
これにて2023年秋学期の履修コースについては以上です。正確にいうと単位数0.5のコースも履修したのですが、実質的には説明した4つのコースがメインでした。
明日から2024年春学期の授業が開始するのでしばらくこのブログは更新できませんが、引き続きアメリカ留学を目指している方々にとって有益な情報を提供できるように頑張ります。
※これまでに書いた記事はこちらから参照いただけます※