アメリカ留学体験記 in NYC

Nagaです。コロンビア大学国際公共政策大学院で2023年9月から学生をしています。

はじめまして。 〜アメリカ留学体験記 in NYC〜

コロンビア大学Alma Mater像(手前)とLow Memorial Library(奥)

自己紹介

はじめまして。コロンビア大学国際公共政策大学院(Columbia University School of International and Public Affairs)で2023年9月から学生1年目をしていますNagaと申します。専攻はMaster of Public Administration(行政学修士)です。

私は留学経験も海外在住経験も全くないままアメリカへ留学することになったので、特に試験勉強、大学への出願、渡航準備ではとても苦労しました。言うまでもないですが、学生生活はもっと大変で、この記事を書いている時点では、まさに怒濤の秋学期が終わったところです。このブログでは、私が留学前に「知りたかったな」とか「知っておきたかった」と思うことをできる限り書き込んでいきたいと思っております。留学を目指している方々へ有益な情報を提供できるよう頑張ります。

留学を決意した理由

空いた時間に本を読むのが好きだったので、いつも通り何気なく面白そうだなと思ったタイトルの本を読んでいたところ、因果推論(Causal Inference)という言葉が目に入りました。因果推論とは、簡単にいうと、政策とその政策効果の因果関係を統計的に検証することを指します。

日本では教育政策の立案に携わっておりましたが、恥ずかしながらこのような考え方を全く知りませんでした。つまり、私はこれまで政策とその政策効果の因果関係をはっきりと示すことができないにも関わらず、政策立案に携わっていたことになります。このまま教育行政を続けていいのだろうかという疑念を抱きながら、因果推論についての本を何冊か読み進めていくうちに、アメリカにおいては何十年も前からランダム化比較試験(Randomized Controled Trial)という実験等を通して、エビデンスに基づく政策立案が定着していることを知りました。

エビデンスに基づく政策立案をEvidence-Based Policy Making (EBPM)というのですが、このためにはデータ分析スキルが必須になります。最近になってようやく日本でもEBPMの重要性が取り上げられるようになりましたが、まだまだ実際の政策立案に応用するには至っていません。そこで、効率的な政策を立案するためのデータ分析スキルを習得するため、EBPMが根付いているアメリカへの留学を決意しました。

本ブログの内容

繰り返しになりますが、私は留学経験も海外在住経験も全くなかったので、右も左もわからない状態から留学準備をスタートさせました。そんな私にはどんな情報が必要だっただろうか、ということを考えて、私の個人的な意見・感想で構成された記事を書き進めていきたいと思っています。書き進めていくうちに方針の変更があるかもしれませんが、まずは以下の内容でいくつもりです。ちなみに、学期中は宿題等で忙しすぎてこのブログに手をつけられる自信が全くないので、冬休みや夏休み等の長期休暇を使って更新しようと考えています。ではでは、今後ともよろしくお願いいたします。

【内容】

 ーコロンビア大学(Columbia University)

 ー国際公共政策大学院(School of International and Public Affairs)

 ー渡航までのスケジュール

 ー大学の決め方

 ー試験勉強

 ー大学への出願

 ー渡航準備

 ー2023年秋学期

 ー2024年冬学期

 ー2024年秋学期

 ー2024年冬学期