コロンビア大学のSIPA (School of International and Public Affairs)で、2024年春学期に履修したコースの第五弾です。
今回はプログラミング言語であるPythonを学ぶコースです。
基本情報
- コース名:Python for Public Policy
- 単位数:1.5(学期の前半のみ開講)
- 分類(※):Specialization (Data Analytics & Quantitative Analysis)
- 講師:Aidan Feldman
- 評価方法:Attendance (6%), Participation (5%), Assignment (64%), Final Project (20%), Final Project Peer grading (5%)
(※)SIPAのカリキュラムについてはこちらの記事をご覧ください。
コース内容
NYCのOpen Dataを使いながら、Pythonの基本的な操作を学べます。便利な機能をいくつかピックアップして説明してくれるので、Pythonのメリットを理解するにはとてもいいコースです。一方で、1.5単位の短期コースであるため、講義のスピードが早く、Python初心者の自分としては、(主に前半のクラスが)中々きつかったのを覚えています。また、AssignmentがPython初心者にとっては結構難しいということもあり(←あくまで「初心者にとっては」だと思います)、Pythonが本当に初心者の人は、最初の講義で苦労するかもしれません。
講義で扱う主なPythonの機能は以下のとおりです。
- Manipulating and combining data
- Data visualization
- Dates and time series analysis
- Application Programming Interface
Final Projectでは、Pythonを使いながら自分で決めたテーマの分析を行います。私はNYCのBorough(自治区)の人口とクラスサイズの相関関係を調べましたが、今思えばもう少し捻った内容のものにしておけばよかったと後悔しています。といっても、当時の私はまだPythonの機能をあまり理解していなかったので、これが限界だったかもしれませんが。。
※これまでに書いた記事はこちらから参照いただけます※