アメリカ留学体験記 in NYC

Nagaです。コロンビア大学国際公共政策大学院で2023年9月から学生をしています。

国際公共政策大学院(School of International and Public Affairs)とは?③ 〜SIPAのカリキュラム〜

SIPAの中庭

アメリカ留学といっても、Bachelor's degreeをとるのかMaster's degreeをとるのかPh.D.をとるのかで全然違います。私の場合はMaster's degree(2年間のプログラム)になります。大学のカリキュラムを調べるにあたっては、まずはその大学のプログラムを確認しましょう。

SIPAのプログラムってどんなのがあるの?

コロンビア大学のSIPA (School of International and Public Affairs)はMaster's degreeやPh.D.などのプログラムを提供しています。Master's degreeのプログラムでいうと、私の場合はMaster of Public Administration (MPA)ですが、Master of International Affairs (MIA)など他にもプログラムが提供されており、2年間ではなく1年未満のプログラムもあります。

どうすれば卒業できるの?

SIPAのMPAは全部で4つの学期があり、この4学期のうちに 卒業要件である54単位を取得する必要があります。1つのコースにつき3単位がメジャーです。

SIPAのコースはどうやって選ぶの?

これはSIPAのカリキュラムの特徴的なところですが、単位を取得するコースは大きく分けて以下の3種類があり、全3種類から指定された数のコースを選択する必要があります。

- MPA Core Curriculum

- Policy Concentration

- Specialization

簡単にいうと、

  • MPA Core Curriculumはどこの大学でもよくある必須コース
  • Policy Concentrationは主専攻
  • Specializationは副専攻

みたいなものと思っていただければ結構です。私の場合、データ分析スキルを土台にした上で国際経済を学びたいと思っているので、MPA Core Curriculumから指定のコースを選択した上で、

  • Policy Concentration: International Finance and Economic Policy Curriculum (IFEP)
  • Specialization: Data Analytics & Quantitative Analysis (DAQA)

からコースを選択し、MPAを取得する予定です。

ちなみに、Policy ConcentrationもSpecializationも学期中に変更できますので、出願時によくわからないまま決めてしまったとしても特に問題はありません。