アメリカ留学体験記 in NYC

Nagaです。コロンビア大学国際公共政策大学院(通称SIPA)で2023年9月から学生をしています。

International House(インターナショナルハウス)とは?② 〜I-Houseをオススメする理由〜

Riversideから見たNorth(左)とSouth(右)

私が住んでいるInternational House(インターナショナルハウス)、通称I-House(アイハウス)という寮の紹介第二弾です。前回の記事ではI-Houseの基本情報をご紹介しましたが、今回は私がI-Houseをオススメする理由をご説明したいと思います。

アメニティが充実!

前回の記事でもご説明したとおり、アメニティがとにかく充実しています。アメニティの写真等はこちらからご参照いただけます。

私がよく利用するアメニティは以下のとおりです。

レーニングルーム(Fitness Center)

私が一番気に入っているのはトレーニングルーム(Fitness Center)です。とくにキッチンがないタイプのアパートに住んでいると、ニューヨークで外食せざるを得ません。日本食の何倍もカロリーがある食べ物ばかりなのでめちゃめちゃ太ります。そんなとき、同じ建物の中にトレーニングルームがあったらとても便利じゃないでしょうか?

スタディルーム(Study Center, HR Commons, Dodge Room)

I-Houseには勉強できるスペースがいくつもあります。自分の部屋だと集中できない人にとってはとても便利です。ちなみに24時間オープンです。大学のGroup Projectがあるときは、ゲストとしてそのグループメンバーをI-Houseに招いてミーティングをすることも可能です。

Dining Hall

日本人の感覚からすると安いとは言えませんが、外食するよりも安く日々の食事がとれます。基本的にビュッフェ形式ですが、オムレツ、サンドイッチやハンバーガーなどを注文することもできます。営業時間は以下のとおりです。

  • 平日 → Breakfast: 07:30-11:30, Lunch: 11:30-14:00, Dinner: 18:00-21:00
  • 土曜日 → Brunch: 09:00-14:00
  • 日曜日・休日 → お休み

建物がキレイでセキュリティもしっかり!

平日・休日を問わず毎日I-Houseのスタッフが常駐しているため、毎日のようにI-Houseの共有スペース(アメニティなど)は掃除されています。そのため、建物は古いですがとてもキレイで清潔です。

もちろん、個々の部屋は自分たちで掃除する必要がありますが、共有スペースがキレイだと、自然にそっちの方へ行ってしまいますね。I-Houseは居住者同士のコミュニケーションを大事にしているので、そういう作戦なのかもしれません。

さらに、セキュリティが非常に頑強です。日本と比較して、コロンビア大学とI-Houseを含むアメリカの事務職員は圧倒的にテキトーなんですが、I-Houseのセキュリティだけはちゃんとしています。友達をゲストとしてI-Houseに呼ぶことはできますが、必ず受付でID等を見せてからでないと入れませんし、外部から侵入しようとしてもまず不可能な構造になっています。

イベントがたくさん!

I-Houseの中にはPrograms Officeという部署があり、そこが中心となって居住者同士が交流するプログラムを企画しています。野球観戦、言語交換プログラム、著名人の講演等々、、、とにかくたくさんあります。個人的にはIce Cream Socialという、ほぼ月イチで開催されるアイスクリーム食べ放題のイベントが好きです。こういったイベントを通して、各国から来ている留学生たちと友達になることができます。

Applyについて

ここまで読んでくださった方々の中で、I-Houseに興味を持たれた方は是非こちらのページからApplyしていただければと思います。正直に申し上げると、I-Houseに入るためのプロセスはちょっと面倒くさいです。各大学にApplyしたときと同じように2、3のエッセイを書かかなければなりません。提出されたApplicationは、Admissions Officeという部署に審査され、入寮できるかどうかが決まります。また、Application feeとして、私が2023年6月にApplyした際は$70かかりました。

ちなみに、I-Houseに入りたくても入れなかった人たちはちらほらいます。といっても、その人たちの中で、私の知る限り日本人はほんの数人なので、ハードルは高くないと思います。

まとめ

以上、2つの記事に渡ってのI-Houseの紹介でした。ニューヨークで手頃な家賃のアパートを見つけるのは骨が折れます。また、見つけることができたとしても、アパートによっては修繕費等は家主ではなく借主が負担しなければならないことがあるため、建物が古い場合は想定していない費用がかかることも考えられます。実際、地震がほぼないためか、ニューヨークは古いアパートばかりです。

そんな状況で、このI-Houseの存在は私にとってとても有難いものだったので、ちょっとでも興味のある方はApplyされてみてはいかがでしょうか?

※これまでに書いた記事はこちらから参照いただけます※