アメリカ留学体験記 in NYC

Nagaです。コロンビア大学国際公共政策大学院(通称SIPA)で2023年9月から学生をしています。

大学の決め方① 〜「大学」ではなく「スクール」を決める〜

アメリカ留学にあたって、当たり前といえば当たり前ですが大学決めが最も重要です。一方で、留学経験のない人からすると、どう大学を調べればいいかもわからないので、留学における第一関門といっても過言ではありません。まずは、どうやって大学を決めるのか説明します。

どうやってアメリカの大学を決めればいいの?

結論から申し上げると、「自分が何を勉強したいか」で大学を決めてください。日本では No.1の大学=東京大学と考えられる方が大半で(←私も例外ではありません)、大学がどんな強みを持っているか意識する人は少ないと思いますが、アメリカ留学において大学を選ぶ際はその考え方は捨ててください。

例えば、私が出願前にリサーチしたU.S. News & World Reportでいうと、Public Policy Analysis Programs部門では、1位UC Berkeley、2位University of Michigan、3位Harvard University(2023年時点)になっています。日本ではHarvardが一番有名だと思いますが、アメリカではNo.1の大学=Harvardではなく、何の勉強を主眼に置くかでNo.1の大学が変わってきますので、大学を決める上で意識してください。その上で、自分の勉強したい内容を提供している大学の「スクール」を決める必要があります。

アメリカの大学でよく聞く「スクール」って何?

ここでスクール(School)という言葉をさらっと解説します。各大学にはMaster's dgreeやPh.D.のプログラムを提供するスクールがあります。例えば、よく聞くビジネススクールやメディカルスクールがここでいうスクールにあたります。私でいうと、大学がコロンビア大学、スクールがSIPA (School of International and Public Affairs)、プログラムがMaster of Public Administration (MPA)ということですね。各大学のスクールは独自のHPを持っていますので、そこからプログラム内容、つまりそのスクールで勉強できることをリサーチするようにしましょう。

「スクール」が違うと学ぶ内容も入学難易度も違うの?

出願時の学生の選抜にあたっては、各大学のスクールが独自に選考していることがほとんどなので、同じ大学でもスクールによって学ぶ内容はもちろん難易度も全然違ってきます。つまり、勉強の内容はどちらでもよく、ただ日本での就職活動等を有利にして、ドメスティックにキャリアアップしたいという想いの方であれば、日本でよく聞く有名大学の入りやすいスクールを選ぶことをオススメします。

※これまでに書いた記事はこちらから参照いただけます※