アメリカで大学院留学をするにあたって、ほとんどの人が受けなければならない試験は
の2つです。
まず初めに申し上げておきますが、他の方々よりも有益な情報を提供できる自信がないため、私のブログでは勉強方法の解説はしません、すみません。その代わり、皆さんが追い込みをかけるほど勉強する前に、覚えていただきたいことをまとめました。
①英語テスト
TOEFLだけ勉強すればいいの?
アメリカ留学のための英語テストと聞くと、真っ先に思い浮かべるのがTOEFLかと思います。しかしながら、TOEFLだけを集中して勉強する前に、IELTSという選択肢も考えてください。TOEFLとIELTSの細かい違いについては他の解説サイトに譲りますが、私が感じた大きな違いは
- リスニング:聴きながら解答できるか否か
- スピーキング:人と会話するのかコンピュータに一方的に話すのか
の2つだと思っています。IELTSでは、リスニングは聴きながら解答でき、スピーキングは面接官みたいな人と会話するので、私は圧倒的にIELTSの方が好きでした。人によってはそうではない方が好きという方もいると思うので、私がオススメするのはTOEFLもIELTSも並行して受験することです。
TOEFLもIELTSも勉強するなんて時間的に無理じゃない?
TOEFLとIELTSの二刀流をするからといって、英語の勉強時間を増やす必要は全くありません。勉強してるのは同じ英語、しかも同じ技能(Reading, Listening, Speaking, Writing)なんですから。ちょっと勉強すればそれぞれの英語テストの形式はすぐ慣れます(←あくまで「形式」の話です)。
実際、私はずっとTOEFLを勉強していたのですが、2022年2月頃からIELTSを勉強し始め、2022年3月は9.0点中6.5点でしたが、同年8月には7.5点のスコアを取得しました。その間も、2022年5月まではTOEFLを受験し続けていました。なお、トップ大学の足切りスコアは大体TOEFL100点、IELTS7.0点です。
IELTSはイギリス発祥の英語テストなのにアメリカの大学の出願に使えるの?
基本的にアメリカのどこの大学でもIELTSは出願時の英語力スコアとして使えます。しかしながら、IELTSのスコアが使えない大学も少しだけ存在しますので、出願予定の大学がIELTSを採用しているのか確認するようにしましょう。
②GRE
GREは以下の3つのセクションに分かれており、QuantitativeとVerbalの満点が170点、Analytical Writingの満点が6点となっています。
- Quantitative(数学)
- Verbal(英語)
- Analytical Writing(ライティング)
日本で一般的な教育を受けた海外在住経験なしの人からすると、
- Quantitative:そんなに難しくない
- Verbal:激ムズ
- Analytical Writing:ハイスコアをとるのは難しい
という印象になると思います。
このペラペラの内容で私からできるGREの説明はほとんど終わりなのですが、一言だけ付け加えると、GREのこれら3つのセクションで試される技能は、全て大学生活で必須になります。少なくともコロンビア大学のSIPA (School of International and Public Affairs)ではそうです。そのため、「ただのテスト勉強」と考えず、「大学生活で役立つ能力を磨く」というモチベーションでGREを勉強していただければと思います。