アメリカにおける生活費を得るにあたって、日本から定期的に送金をする必要がある人は結構いると思います。海外在住だと口座を保有させてくれない日本の銀行が多いので、渡航前に海外在住でも保有ができる送金元の銀行口座を開設しましょう。
どの銀行がオススメなの?
どの銀行が一番いいかを解説できるほど詳しくないのですが、私はSMBC信託銀行プレスティアの口座を開設しました。プレスティアの何がいいかというと、海外大学院留学サポートプログラムというものがあり、大学院への留学生であれば①口座維持手数料無料や②海外送金手数料無料などの特典を享受できます。大学院といってもビジネススクール、ロースクール、メディカルスクール等に絞られていますが、SMBC信託銀行へ直接行って相談すれば、これら以外の大学院の留学生でも特典を受けられる可能性があります。少なくともコロンビア大学のSIPA (School of International and Public Affairs)の私はこのプログラムの対象にしてもらえました。
送金の流れ(プレスティアの場合)
私の場合、以下のような流れでニューヨークの生活費を送金しています。これを見ていただくとわかるとおり、送金するためには(当たり前ですが)現地の銀行口座が必要になります。これはアメリカ到着後でないとできませんので、この記事では割愛いたします。
【送金の流れ】
- プレスティアの口座内で円預金の一部をアメリカドル預金に両替(渡航前 or 渡航後)
- プレスティアの送金先として現地の銀行口座を登録(渡航後)(※)
- プレスティアのアメリカドル預金の一部を現地の銀行口座へ送金(渡航後)
(※)国内の振込と異なり、海外送金の場合は事前に送金先を登録する必要がある。プレスティアの場合、インターネットで登録の手続きができないため、現地の銀行口座の情報を記入した申込書をアメリカから日本へ国際郵便で送った。