アメリカ留学体験記 in NYC

Nagaです。コロンビア大学国際公共政策大学院で2023年9月から学生をしています。

国際公共政策大学院(School of International and Public Affairs)とは?① 〜SIPAの特徴〜

School of International and Public Affairsの建物

アメリカ留学にあたって重要なのはどの大学に行くのかを決めることですが、その際には、行くかどうかわからない大学についてもよく調べることが大切です。なぜかというと、自分の行きたい大学を決めるにあたって、他の大学と比較することでその大学の特長がわかるからです。ということなので、コロンビア大学に行きたいとまでは思っていない方がいることは承知しておりますが、この記事も含め、数回にわたって私の通っているコロンビア大学国際公共政策大学院(Columbia University School of International and Public Affairs)、通称SIPAについて説明いたします。

SIPAにはどんな特長があるの?

SIPA国際公共政策に係る研究が非常に強いです。これは、U.S. News & World ReportのGlobal Policy and Administration Programs部門で毎年トップ(2023年は2位)であることからも明らかです。実際、政治経済について学ぶ講義では、そのほとんどがドメスティックではなくインターナショナルな内容になっています。

さらに、SIPAは何といっても先進国から発展途上国まで様々な国からの留学生がおり、学生のバックグラウンドが多様です。各国の政府からはもちろん、銀行、シンクタンクアメリカ軍などにいた経験を持つ学生がいることも、SIPAの多様性を特徴づけています。

SIPAに入るのは難しいの?

コロンビア大学は日本で一番よく知られているハーバード大学と肩を並べる超有名大学ですが、SIPAについては、留学生からすると以下の理由からその難易度は比較的低いのかなと思います。(あくまで個人の感想です。)

  • 理由①:SIPAは多くの留学生を受け入れている
  • 理由②:日本人学生は特に多い

理由①については、SIPAは多くの留学生を受け入れているスクールなので、受け入れる留学生の数が少ない他の有名大学と比較すると、その難易度は相対的に低くなると思います(その代わり現地学生の入学難易度は高くなっていると思いますが)。理由②については、おそらくSIPAは日本人が好きです。実際、私の把握している限りでも40人以上はSIPAに在籍しています。

ということなので、国際公共政策を学びたい方であれば、アイビーリーグだからだといって敬遠せずに是非出願を検討してください。

SIPAの建物ってどんな感じ?どこにあるの?

これはきれいな建物を求めている人たちにとってはマイナスの情報なのですが、SIPAの建物はメインキャンパスから少し外れたところにあり、上記写真のとおりかなり古いです。汚いわけではありません。日本基準からでいうとノーコメントになってしまいますが、アメリカ基準であればきれいだと言って差し支えありません。一方で、きれいなメインキャンパスと比較してしまうと、どうしても見劣りしてしまう建物及び地理的特徴ですね。。

メインキャンパスとSIPAの位置関係