留学することが決まったら、こちらのスケジュールのとおり早い段階で推薦してもらいたい人に推薦状(Recommendation letters)を書いてもらうように依頼しましょう。
誰に推薦状を依頼すればいいの?
正確に①誰に、そして②何人に依頼すればいいかは各大学のHPを確認していただければと思いますが、①元上司及びお世話になった教授等の②2〜3人から推薦状をもらうことが一般的です。私の場合、元上司2人、大学時代の教授1人から推薦状をもらいました。これは各大学によって異なるので、繰り返しますが詳細は各大学のHPを確認してください。
推薦状は依頼すれば書いてもらえるものなの?
「推薦状をもらう」という言い方をしましたが、私の場合、3人全員の推薦状を私自身で下書きしました。おそらくほとんどの方がそうですが、さすがに推薦状の作成を推薦人に丸投げすることは、推薦人との関係上難しいのではないでしょうか。推薦人が推薦状の作成に慣れているとは限らないですし、やはりまずは自分で下書きを作成し、それを推薦人に確認してもらう、という方法が一番いいと思います。
どんな内容を下書きすればいいの?
ざっくり言うと、
- 推薦人と関わったプロジェクト等で自分が貢献できたことに触れつつ、
- 気持ち悪いくらい自分を褒めちぎる内容で、
- 400〜600文字に収める
ように作成すればよいです。留意していただきたいのが、同じ人物がこの3人分の推薦状を書いたと大学側に悟られないようにすることです。実際、私が下書きした推薦状をネイティブチェックしてもらった際、チェックしてくれた人から「これ君が全部の推薦状書いたってバレちゃうよ」と指摘されました。留学経験のない人の場合、推薦状に限らず出願書類のネイティブチェックはマストなので、こういったプロセスの中で3人分書き分けられるようにしましょう。もしくは、推薦状を代行して作成してくれる業者があるようなので、そういったサービスを利用するのも1つの手かなと思います。
推薦状を書いてもらったらそれで終わり?
推薦状が完成した後も、推薦人にしてもらうことはあります。とはいえ、それほど難しいことではありません。私が出願した大学では、推薦人に
- 大学への推薦状の提出
- 出願者の評価(A, B, C, ...)
- 本当に推薦人であるかの確認
などを、大学から推薦人に直接送られたメールを通してやってもらいました。
推薦状の参考例はあるの?
前回の記事と同様ですが、
に推薦状の参考例もありますので、必要な方はご参照ください。